あとがき

月狂い(つきぐるい)。
厭わし愛おし(いとわしいとおし)。


menses中にmenses詩を! を目指して書きました。
「月狂い」という小説があると知り、それもプラスさせました。


零れ続ける月の雫
欠如してゆく血 窶れゆく少女

果てに血は止まり月は永遠に眠る
女の喪失 血液嗜好
(孕めぬ体は女を求め)


最後のヘマトフィリアが微量になってしまったのが少し残念です。