あとがき

閉塞館(へいそくかん)。
閉塞感(へいそくかん)。


箱庭の中で生きてきて、自分が籠の中の鳥だと気付いた子の話。

元は私の鬱々とした気持ちを謳った(謳おうとした)詩です。
初めは“それを乗り越えて歩んでゆこう”というような、前向きなものにしようとしていたのですが、ありがちな気がしたので、最後までネガティブを貫かせました。