宴の途中

美しので 王子の前へ
彼の心を射止め微笑み
XIIの音色に駆け出す

醜しの貌で 王の眼前へ
彼の眸に刺し殺されて
XIIの刻の音色が鳴き止む

美しの貌で 王の皇后
醜い私の容姿に恋した
XIIの愛情をくれる人

醜しの貌で 王子の母に
私の美顔に酔い痴れた
XIIのに愛情をくれる人