ふたり

雪の降る朝
目醒めた私は
私ではなく

眸を開けて
彼女の眠りを知る
任された一日を
過ごす僕に躊躇いはない

私はひとつと
誰が決めたか
この身体には
私はふたつ

雨の降る夜
眠る私は
私だったか

瞼を閉じて
彼女の死を知る
任された一生を
生きる僕に永遠はない