花氷玲瓏

花氷の中に眠る
美しさをめるため
をとめた僕の恋人
彼女の最期の姿が
目に焼き付いて離れない
至高はそこに存在していた

誰もけない
筆を、口を尽くしても
何もかもすべて
あの時の彼女が持っている

後悔はしていない
願ったのは僕だから
彼女が示してくれた
愛情 死さえ
共に 永遠に

愛することの意味を
間違えたことは確か
それでも応えてくれた
同情? 生も
心捧ぐ すべて


色づいた頬に手を添えて
口づけて感じるのは
彼女ののその冷たさ
優しき人の温もりが
今になり懐かしいと
刻をさかしまに動かしたい

誰も語れない
筆を、口を尽くしても
何もかもすべて
あの時の彼女が持っている

後悔などできない
してはいけない
罪過となった僕の感情は
どこへ ここに
いくか あるか

愛おしい人を殺めた
あの日から始まった連鎖
繋ぎとめることは
罪か いつか
罰か 赦される?


誰も描けない
筆を、口を尽くしても
何もかもすべて
あの時の彼女が持っている

夜桜の舞う月の夜
麗しき人が云った言葉
忘れはしない
愛を 死さえ
共に 永遠に

かつてのふたりの刻
流れた雫
消えぬように僕も応えよう
愛を! 永遠に
心捧ぐ すべて