あとがき

望郷の記憶(ぼうきょうのきおく)。
あの日日の(あのひびの)。


詩中でも使われている、「陶酔」や「恍惚」が好きだった昔を懐かしんで書きました。
今も好きなんですが、詩の言葉づかいは変わったなーと感じています。
昔は漢字の格好良さが大好きだったのですが、今はひらがなの丸みが好き。
古文での「優し」が好きになったのかな? と思ったりしています。

また、「懐かしい」という言葉について。
自分にとって今なお続いていることに対して言われると少し哀しい気持ちになるのですが、
自分でも使いますし、基本的には好きだと感じて使っているんですよね。
愛おしさが溢れてくるような、幸せな気持ちで。
今ハマっているものは、テンションを上げてくれます。
昔大好きだったものは、優しい癒しを与えてくれるようです。